FCDのフィリピン旅行:クロコダイルの恐怖とユニコーン狩り

 
  Photos by Scott Soens.  Drone shots by Reo Stevens.

Photos by Scott Soens.  Drone shots by Reo Stevens.

フィリピンから帰ってきた。全員が真っ黒焦げだ。フィリピンの太陽が予想より強烈だったせいだ。UVシャツを余分に持っていくべきだった。

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前回の更新以来、近くの島々を巡り、波の様子を見てまわり、天気の好転を喜んだ。波は小さく、クリーンなコンディション。島を一周していくつか最高のスポットを見つけた。

「もっと早く来ればよかったのに」という声もあったけれど、せっかちで波に飢えたカリフォルニアっ子(クイントン)がボートの係留と同時に飛び込むと、クリーンな頭の高さの波、ときにはそれより大きなセットが押し寄せた。それから何時間もサーフィン三昧。

 
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次の場所では、幸運にもフォイルウェーブと3つのライトハンダーに恵まれ、さらに数時間を過ごした。フィリピンの灼熱の太陽や浅瀬ともすっかりお馴染み。波は60フィート(18 m)の海から浅い岩棚に向かってくる。楽しく、スリリングで、うねりは小さいものの、ホローなセクションも。全員が何度かは海に投げ出されたけど、クイントンは一番浅いところでパントするのがせいいっぱい。

船長のトムはじっとしているのが嫌いで、私たちもここに来る機会は二度とないかもしれないので、熱心に探検した。あちこちですばらしい可能性を秘めたセットが見られ、私たちは波の角度や風の方向を話し合い、バレルやカイトを楽しむ様を想像する。

 
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嵐で元の場所から100フィート(30 m)も動いたばかりの小さな砂の島があり、気さくな地元のパトロール隊がこのあたりに蔓延している密漁を取り締まっていた。ひとしきりしゃべった後彼らは、このあたりに住んでいる4.6~6.0 mのクロコダイルが、800 mほどの距離にいるから、海の中での幸運を祈る、と言った。

クロコダイルだって!? 我々はもうすでに夜遅くボートから飛び込んで満月の下で泳いだり、サーフィン中には何も考えずに海藻に覆われた海底に足を置いたりしていたのだった。突然、海藻に60cmも覆われた海底が怪物の背中に見えてきた。もう夜の水遊びとはさよならしないと。

 
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最後に訪れた場所にも、ライトとレフトの壮大なセットが押し寄せていた。船の係留もばっちり。8、9月はここに注目しなくちゃ。その夜、何もない島で焚火をし、ビールを飲んで笑いながら、「うまくいかなかった」ことを語り合った。実際にはうまくいったのだけど。大切なのはよく探すこと。そしてまた来ること。ちょうど良いうねりと風があれば、ここは本当にいい波が来るところなのだ。特にボートで行くことができれば。

まるでここは幻のユニコーン狩りのようなコンディション。ただし、興味を持った方が殺到するといけないので、場所や名前は伏せておきます。

 
Jessica Salcido